オーダーメイド京染め 京都 きもの ひとしほ
オーダーメイドで作るあなただけの京染め 京都 ひとしほ


家庭でできる簡単なお手入れ(応急処置)をご紹介致します。

品質維持をお約束するものではありませんので、きつい汚れはご相談下さい。

襟アカや汗の汚れの場合

ぬるま湯をタオルに含ませ部分を手のひらでたたくようにして下さい。
薬品の使用は色落ちの原因になりやすいので、使用は控えて下さい。

泥はねの場合

完全に乾燥させてから乾いたスポンジ等でふくと、取れやすいです。

醤油・ソース・紅茶・墨・インク・油等がついた場合

応急処置としてすぐに軽くつまみ洗いをするか、綿布を汚れの下に当てがい、水を浸したタオル等でたたくようにして吸い取って下さい。


保管

外出後は乾いたタオルで裾や全体をはたくようにして、着物からほこりをたたき出してから
しまいましょう。ほこりのついたままでは、着物のいたみも早いです。

京着物はその多くは絹製品です。密封されると生地が呼吸できませんので、
和紙でできた「たとう紙」に一枚ずつ入れて保管する事をお勧めします。
タンスに保管するときはたんすの底などに新聞紙を敷くと、湿気を吸収しますので、がびが発生しにくくなります。

乾燥/陰干し

着物には乾燥が大切です。ご着用後は陰干しをして充分風通しして下さい。
空気が乾燥して爽やかな時期には、空気にあててあげましょう。

陰干しには下記の時期が適しているといわれています。
昔から伝えられる湿度の高い日本ならではの習慣と知恵ですが、愛着のある着物はやはり長く着ていきたいですね。

土用干し
7月下旬〜8月上旬に行い、梅雨時期で湿った衣類を乾かします。
虫干し
9月下旬〜10月中旬に行い、夏についた虫を追い払い、汚れを落とします。
寒干し
空気の乾燥した1月下旬〜2月上旬に行い、衣類の湿り気を取り除きます。

陰干しは晴天の日を選んで、正午を挟んだ4時間程度、直射日光の当たらない風通しのよい部屋で行うのがいいといわれています。
一枚づつ衣紋掛けにかけて干しますが、洗濯ロープを使用して衣類を掛けるのも手です。掛ける際には裏返してかけるようにします。
なお、寒干しの時はもっと短時間(1〜2時間)でも十分効果あります。

陰干しの際に、きものの汚れや綻び、虫食いなども確認して、早めに対処をして下さい。
箪笥や衣装ケースも中敷きの紙などを交換したり、ケース自体も天日干しをすることで、紫外線による殺菌効果も期待できます。

 

COPY RIGHTS 2010(C)Hitoshio,INC. ALL RIGHTS RESERVED.
ホームページ制作